旅行の必需品。

[ 小さな星日記 ]

長い旅行に出る時に、これは!っていう一品があったりするんですね。現地で調達出来るかどうかはまた別にせよ、愛着のある、使い慣れたアレがないと困るな、みたいな。
人によっては、それは小さな小瓶に入ったおしょう油かもしれないですし、また人によってはウエットティッシュかもしれないですし、信頼出来る薬や、もっと実用的にジップロック各サイズかもしれませんが、僕にとってそれは耳かきでした。

たいがいどこに行っても薬局さえあれば、綿棒は手に入ります。
でもやっぱり綿棒ではなんとなく...耳かきした気にならないというか、僕はあんまり普段から綿棒を使う習慣がないからかもしれませんが、とにかく綿棒が耳かきの代用には決してならないわけであります。もっと刺激が必要なのであります。

でも耳かきならなんでもいいというわけではありません。
もちろん竹製でないといけませんし、先っちょはわりと小振りな、でも華奢でなくしっかりとした強度のあるものでなくてはなりません。ただし反対側のふわふわとしたぼんぼんは、どうせ汚れたりするんで、なくてもいいです。竹製の耳かきはなかなか海外で手に入りにくかったので(特に欧米では)とてもとても大事にしておりましたし、それこそシャワーを浴びるたびに耳かきしておりました....って、一時期ホントに中毒かってくらいしてました(苦笑)。

でも今は金属製のこんなやつ(こんなに高いやつじゃないですけど)を愛用しているんだけれども....(笑)

その耳かき。
実は今回のタイ旅行には忘れていきました(苦笑)
いや、たったの1週間ほどですし、今日本で暮らしていてもそんなに毎日耳かきするわけではありませんから、全然大丈夫だろうと。えぇ、ふつうに考えたら大丈夫ですよね、全く?

でも、やっぱり持って行けばヨカッタ。
というのも、旅行中、思いがけずゾウの背中に乗る機会がありまして、えぇ、30過ぎたいい大人がみんなできゃあきゃあはしゃいじゃったりしてたわけですが(笑....店長ミヤザキの写真参照)、そのとき、ゾウに乗っていっしょに川遊びをするという、文字にするととてもラブリーなイベントがあったんですが、なんのこっちゃない、ゾウの背中から川に振り落とされるという、しかもその川ってのが、雨期に2度も氾濫した名残もあって、川底なんか全く見えりゃしないそりゃもうひどい泥の川で(苦笑)、ゾウの背中にしがみついては、その努力のかいもむなしく何度も泥の川に振り落とされるというような、それはそれは楽しいひとときを過ごしたわけであります(笑...いや、ホントに楽しかったです)。

しかしです。
おかげで耳に水が入りまして、えぇ、何度も何度も入りまして、その水が乾いた頃には、耳の中はざらざら砂まみれ.....

あーもう耳かきしてーーーー!
今すぐしてーーーーーッ!

ってな、でもそこに耳かきはなく、非常にやるせなかったわけであります...ホントツラかった(苦笑)。

ということで、海外に限らず、旅行に行く時はなにはなくとも耳かき必携
あらためまして心に刻んだタイ旅行でありました。

....って、これがタイ旅行の話、第2弾って...ダメですか(苦笑)。

 
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