カウンター用の木材を見に行きました。
[ お店 ]
お店にとってひとつの「顔」とも言える、カウンター(テーブル)。うちのお店でも「できるだけゆったりとした、特等席としてのカウンター」をと考えています。ラーメン屋さんのようなちいさなカウンタでは、ゆっくりしてもらえないですからね。ということで、そのカウンターの表面になる木材を見に、建築士の加藤さんと佐久間木材を訪ねました。
いくら「顔」になるからといって、立派な一枚板、なんてのは予算的に全然手が届かないので、伐採で落とされた木や枝を寄せ集めて作ったりする「修正材」と呼ばれるものをあれこれと見せていただきました。加藤さんは「ケナフ」と呼ばれる紙を作るのに用いられている植物の、紙を作るのに使われる部分以外を使った修正材...環境にも優しくて、ちょっとしたメッセージにもなりますよ、と僕等もそこそこ乗り気だったんですが、残念ながらうちのカウンタになるような一枚板が、現在手に入らないということで、ケナフを使うわけにはいきませんでした。
その他の修正材もあれこれ見せていただきました。中でも気になったのが、竹でできた修正材。表面にきれいな筋ができて、ふつうの木材とはまたちょっと違った味がでていました。でも、そこそこの値段がするらしく、加藤さん的には「どうでしょうね〜、いいんですけどね〜」という感じで、とにかく次から次へ安い素材のものも見せてもらいます(笑)。
まぁ、いくらかんじのよい素材であっても、店の内装にあわなくちゃ意味がないし、安い素材でもうまくはまればそんなに安っぽいかんじもしない....あれこれと値段を伺い、佐久間木材さんをあとにしました。
加藤さん曰く、
「やっぱりよいものは値段が高いし、面白そうなものはなくなっちゃうんですよね〜」
と、弘和建設に戻ってきて、内装工事の本契約をすまし、カウンタの話をしました。かんじのよかった竹の修正材の値段を見てた榊原さん、びっくり(苦笑)。「カウンタにそんなに予算取ってないですよー」、と工事部長の栗原さんと相談してもらうことになりました。
さて、どうなることやら....
・佐久間木材
http://www.sakuma-mokuzai.com/index.htm
(お)