おじさんだって、いいもんだ。

[ 小さな星日記 ]

お店がオープンして間もない頃、あるお客さん(年下の女性)とお話をしててちょっと引っかかったのが、「若いおじさん」と「若くないお兄さん」はどっちがいいのか?ということだったんですが(笑)、えぇ、現在35歳、春には36になる年男のワタクシ、okayanといたしましては、少なくともすでに同級生に子供がいたりいたしますし、そうゆう子供達にとって僕は、やっぱりおじさんと言わざるを得ないし、ま、オトコですしそろそろ若さにしがみつくのもいかがなもんかと、ええい!もうおじさんでいいや、おじさんで!とその時思ったわけでありますね。

ところで、この間の定休日、飯田橋で映画を見ました。
飯田橋の映画館と言えば、飯田橋ギンレイホール。前にデザインの仕事をとしてた頃は、ここの個人会員になってたくさん映画を見てたんですが、こっちに引っ越してきて、この仕事....で、しばらく足は遠のいてましたが、今回は「メゾン・ド・ヒミコ」と「8月のクリスマス」という日本映画2本立てと言うことで、久しぶりに行ってみることにしました(→結局店長ミヤザキとペア会員になっちゃった)。

映画「8月のクリスマス」。
主演は、ミュージシャンの山崎まさよしさん。実は彼とは同郷(山口)で、年は僕の方がひとつ上、実は昔やってたバイト先がいっしょだったりしたこともありましたが、えぇ、実際にお目にかかったことはありません(苦笑)。

劇中、余命わずかな彼を慕うのが、近所の小学校の臨時教師役の関めぐみさん。すらりと細身の、とてもきれいな女優さんなんです。
ドラマの設定上、おそらく二人の間には10〜12くらいの年の差が設定されているんだと思うんですが、関めぐみさんは山崎まさよしさんのことをずっとおじさんと呼ぶんですね、はじめからおわりまで(笑)。

おじさん。

.....おじさん。

そりゃ、ま、おじさんやがな(笑)。

それでも、当たり前ですがきちんとラブストーリーは展開して、いや、あんなきれいな娘に慕っていただけるんですから、もうそれはおじさんでもおにいさんでもなんでもいいわけでありますね....でも、おじさんなんだけど。

ね?

いいじゃん、やっぱ、おじさんでも(笑)

まぁ、男性にとって、人生で一番長く使われるであろう一般的な呼称は「おじさん」でしょうから、もうおじさんってのはピンからキリまでありとあらゆるおじさんがいるわけですよね....一部には、おじさま、ってのもあったりするんだろうけど....だから、自分がどの辺のおじさんを狙うべきか?ここがおじさんの一番のキモなわけであります。

あわよくば、映画みたいにきれいな若いオンナノヒトに慕っていただけるようなおじさん.....

.....って、そこは僕には狙えないところですか。
そうですか(苦笑)。
ま、いいけど(笑)。

またしばらくしたら、これまたカッコイイおじさん、竹中直人監督の「サヨナラCOLOR」をギンレイホールに見に行きます。音楽を含めて、たのしみです。

こうして時々映画を見に行けるのもイイネ。

 
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