ロケット。

[ 小さな星日記 ]

昨日、宇宙航空研究開発機構・種子島宇宙センターからH2Aロケットが発射され、打ち上げに成功、衛星を分離して、あぁよかったね。
1年3ヶ月前の前回の打ち上げの時、僕は屋久島の白谷雲水峡を歩き回ってまして、どーんと打ち上げて、どーんと爆破された音を聞きました(笑)。だめだったのねと、なんか、ちょっとしらけた感じがしましたが、ホントに今回の打ち上げ成功してよかったですね。これで面目も保たれたし、予算も付くね(笑)。

◇H2Aロケット7号機打ち上げ成功 衛星を分離(asahi.com)
http://www.asahi.com/special/space/TKY200502260234.html

ロケットというと、僕はすぐに惑星探査機ボイジャーを思い出します。
打ち上げられて、地球から太陽系の外に向かってどんどんどんどんと宇宙を旅するロケット。
時々どこかの惑星に近付いたり新しい発見なんかをすると、ニュース番組に取り上げられて、にわかにみんなボイジャーのことを思い出したりするけれど、ふだんの生活の中できっとほとんどの人がまったく気にもとめてない、この小さなロケット。そしてボイジャー自身、ただ黙々と自分の仕事をコツコツとこなし、地球に新たなデータを送り続ける。

でも、そのうちきっと彼は今の人類の科学技術の限界のラインの外へ飛び出す。
誰も彼とつながることはできなくなって、そして、僕等の記憶からも遠く離れてしまうだろう。そして、いつか宇宙の果て(そんなものがあればだけど)で、静かに朽ち果ててしまうのかもしれないね(摩擦がなければ朽ち果てはしないだろうけど....ま、ちょっとロマンチックなイメージですね..笑)。

僕は時々そんな今どこかを飛んでるはずのロケットのことを想う。
何年か前、そんな彼に自分や誰かを重ね合わせて、「ロケット」という歌を作りました。
久しぶりにちょっと声に出して歌ってみてもいいね(笑)。
.....あんまり明るい歌じゃないけどね(苦笑)。

 
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