廃油石けん初仕込み(後編)

さてさて、石けん部長のぬまっち、しっかり予習して手作り石けんについての知識と理解を深め.....いよいよ初試作!ははじめてでも作りやすそうな「ミキサーを使ったレシピ」......と、これが思いがけずうまくいかず(苦笑)、出鼻を挫かれた感もあります試作初日はすでに夕暮れ時......

ぬまっち、くろちゃん.....さぁ、こまったぞと(笑)。

いやいや、これでは終わるわけにはいかない!と、えぇ、ふたりの奮闘振り、さっそく続きをどうぞ!(笑)

オーソドックスな廃油石けんの作り方

初めての仕込みにて、2度続けての失敗...片付けを済ませるも、日も暮れてなかなかいい時間になってしまいました。一旦気持ちをリセットしようと、コーヒーブレイクしながらミーティング。このまま、何の希望も見えないまま、終わりたくない…どうしたらいいだろう?うんうんと唸り、出した結論は、「原点に戻るべし」。
この話を頂いた時、最初に店長から渡された、オーソドックスな廃油石けんレシピに基づいて、やり直すことにしました。けれど、そのままのレシピでは、出来上がりの量も多すぎて手に負えなそうだし、作業も大がかりなレシピだったので、まずは試作にちょうどいい、牛乳パック程度の型に合わせて、仕込みの量を計算し直しました。
いざ、ミキサーを大きなガラスの耐熱ボウルと、ステンレスの泡だて器に持ち替えて、再チャレンジです。

オーソドックスな廃油石けんの作り方

1)材料を揃える。

作業台には、新聞紙を敷いて。作業に入る前に手袋とマスクは着用すべし。
廃油、苛性ソーダ、水など、必要な材料は前もって量を計っておきます。
段取りがモノを言います。慣れない作業はなおのこと。

2)苛性ソーダ水溶液を作る。

牛乳パックに入れた苛性ソーダに水を混ぜて、やさしくシェイク。
よ〜く混ぜて、水溶液を作ります。高温(60〜80度くらい)になるので気をつけて!
溶け残りが無いように。

3)水溶液を静かに油へ注ぐ。

水溶液を細くゆっくり廃油に流し入れます。化学反応(鹸化)で、マスク越しにも異臭がしました。「おお」と思いながらも作業に集中。

4)とにかく混ぜる。

nextpage >>


ご予約やお問い合わせ、一番早いのはお電話!0422-45-3331


お問い合わせ、ご感想などはメールでどうぞ。info@little-star.ws