かける前にぱくりとたべて....それでおしまい。

なんとか無事に受験を終え、ホワイトディから卒業式......最後の最後に、こう見えて(?)当時恋愛に奥手だった僕.....とにかくわかりやすく彼女に想いの丈を伝えたけれど、やっぱりそれは当たり前の様に叶うはずもなく.....そうやって僕の中学生活は、非常にふつうの、じつにありふれた中学生らしく......でもそれはそれなりに悔いなく終わらせられたような.....どのみち遠く離れた高校に進学しようとしているふたり、どっちにしたって叶うわけなかったんだよと......そんな風に自分に言い聞かせたような気もするな、15の春(笑)。

幼い恋がはらはらと散っていくには、誠にふさわしい季節でありました。

そして4月.....高校生になった僕は、新しい生活.....そして新しい恋.....と思いきや、GW明け、学校から帰ってきた僕に届いた一通の手紙.....それは彼女からのもので.....そのあと僕らは文通をはじめ(ってこの話はここにちょっと書いてあります)......時にはいい雰囲気にもなったりして、今度こそは!と期待をすれば、その度奈落の底に突き落とされ、フタタビ立ち上がればまた打ちのめされ.....遠くハナレバナレのふたり、やっぱりいつまでも僕の想いは叶うことなく(苦笑).....ま、そんな諦めもありながらも高校から予備校と、またお年頃のオトコノコでもございましたので、あれこれ他にも多少の色恋もありつつ.....

でも結局彼女が、ずっと僕の中にいた。
それが僕の初恋だったのだなぁと。

あの頃の彼女への想い、そして、それ以上の自分自身へのもどかしい想い.....それなしに今の自分はあり得ないんだよなと、その叶うことのなかったその初恋が....実は一度として叶わなかったからこそ、今はとても眩しく、かけがえなくも思える.....そんなことを思い出してみては、キュンとしながら過ごした42歳のバレンタイン、あー、悪くないね(笑)。

長々とご静聴、ありがとうございました(笑)。

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posted by okayan at 9:53 PM

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