ざざん!!

ごろん、と出ました!!!
この時の感動といったら…!
周りで店の仕込み作業をしているスタッフみんなに、

ほら、見て見て!石鹸固まったよ!!

と騒ぎたててしまいました。
仕込みのために、廃油を油漉し器でこしたり、米ぬかを用意してくれた、キッチンの、のだみとはまちゃん。仕込みに使うからと牛乳パックをたくさんストックしてくれたスタッフのみんなが興味津々と石けんを覗き込んでいきます。「ちゃんと固まったね〜すごいじゃん、石けんになってる!私の時はなかなか固まらなくてさ。」と店長も嬉しそう。okayanも、「おほほほ!ちゃんと記録しておきな!」と嬉々としているのをみて、なにやら喜ばしい気持ちが充ち満ちてきました。
側面が少し削れてしまったのは、わたしが仕込み翌日に型の端をびよーんとひっぱり、固まり具合を確認した時に、まだ柔らかかったタネが「めこっ」と型にくっついて剥がれてしまったから。確認にも、加減が必要ですね。


2)切り分ける
包丁を使って、ゆっくり真下に押し切りです。

なかなかの手ごたえで、包丁を押さえる手は痛くなりました。ポイントは包丁を前後に動かすのではなく、あくまで下へ向かって押し切る感じ…硬くなったお餅もこんな風に切りません? ドミノのように並べてほくそ笑みます(笑)。

石けんの表面全体はしっかり乾いているけれど、中の方はまだしっとりと湿度をもっています。切り分けることで、石けんはゆっくりと乾燥を始めるのです。

3)熟成させる
見た目は立派な石けんのようですが、型から出して切り分けたら、さらに4〜6週間は熟成させる必要があります。鹸化がおさまり、石けんの質が安定するのはそれ以降なのです。風通しのよい場所でゆっくり寝かせます。

無事に型だしを終え、くろちゃんに報告です。
石けんは綺麗に固まって、型から外したよ!熟成期間が終わったら使ってみようね、次は米ぬかを入れたのも作ってみよう、と盛り上がります。
二人とも、初めての廃油石けん作り....あの日最後に、もうひと粘りした甲斐がありました。何とか次につながる手ごたえを感じられて、ほっと胸をなで下ろします。この感覚を忘れないうちに、もう一度仕込みを!と約束をし、熟成中の石けんを見守ることにしました。

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