きっかけは、この1枚の伝票でした。
その日はたしか結構忙しい日でバタバタしていたと思うのですが、ふっとオーダーを確認しに並べられた伝票を見てみると、なんとなく違和感を感じたのです。
「ナッ・・・ス?」
正しくは、「ナッツ」と書くべきところを、ただ書き間違えてしまっただけなのでしょうが、心の中でつぶやいたときの語感が何とも言えない面白みを放っていて、腰が抜けるほどの脱力感に襲われました。
忙しさにピリピリしていた緊張感も一気にほぐれ、スタッフ皆で笑いながら「ナッス!」を連呼。営業が終了してからもその日はその話題で持ちきりで、スタッフ内で一躍流行語となったのです。
朝のあいさつも「ナッス!」
返事するときも「ナッス!」
ちょっと馬鹿馬鹿しいかも知れませんが、その頃はとにかくその言葉を使うのが面白くて仕方ない時期でした。
単なる偶然から生まれた言葉に、これだけ楽しませてもらった記念にと、この伝票をなんとなく残しておこうと思ったのが「珍伝票コレクション」の始まり。
「ナッス」の伝票は当時の日曜日スタッフのハブちんが作者(?)なのですが、ハブちんは他にも実に多くの迷作で楽しませてくれました。
冗談まじりに、いつか珍伝票大賞をやりたいね、なんて話していたのですが、よもや実現するとは思えませんでしたね。ハブちんが辞めてしまった後にも実に才能豊かな(笑)スタッフたちによって、今では100枚近くの珍伝票がストックされています。
今回はその中で特に面白かったものを少し皆様にご紹介したいと思います。
落ち着けば書けるのに・・・忙しくって慌てて書いたりするとつい間違えちゃうんですよね。そんなほほえましい伝票たちです。
果肉・・・?フルーツはケイコちゃんに聞いてください(笑)。
「煮」が思い浮かばなかった・・・
頭の回転に書く手が追いつかなかったのでしょうか?
なぜか「ろ」だけが遠くに。
一本線が多かった!
修正済(笑)
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