義母で当店永世料理長､今は亡きﾐﾔｻﾞｷﾖｳｺのお誕生日......そして大切な人の永眠を知る....土曜日の日替わりですよ｡

午前中はまずまず穏やかだったような本日の東京は三鷹ですけど､えぇ､やっぱり大寒波の影響か､午後から夜にかけては.....その天気の良さを考えれば､実に風の冷たい土曜日でございましたね｡
と､そんな土曜日ではありましたが､お昼時､ﾗﾝﾁにはたくさんのお客さんがご来店､えぇ､やっぱり天気がいいからか､長居されるお客さんは少なくって､ごはんをたべたらじゃ!ってなかんじでいそいそお出かけな方が多かったですねｰと.....ま､でも昨夜といい今日のお昼といい....やっぱりお客さんがたくさんいらっしゃると､ﾎﾝﾄにこの仕事は楽しいなと(笑)､平日のんびりだった分､いそいそと仕事をさせていただきました､ご来店いただいたお客さん､ありがとうございました｡

ところでところで｡
あｰ､本日､実は店長ﾐﾔｻﾞｷ母でﾜﾀｸｼにとりましては義母､また当店にとりましては元ｵｰﾅｰの一人で永世料理長.....今は亡きﾐﾔｻﾞｷﾖｳｺのお誕生日でありまして､えぇ､日頃は全くﾅﾏｹﾓﾉなﾐﾔｻﾞｷ家婿養子のﾜﾀｸｼもですね､今日ばかりは(苦笑.....ｽﾐﾏｾﾝ)､仏壇に手をあわせてから出勤して参りました｡ﾖｳｺちゃんが亡くなって2年､義父のﾐﾔちゃんとﾜﾀｸｼﾄﾞﾓ夫婦3人と猫一匹のﾐﾔｻﾞｷ家になってから1年.....それはそれで仲よくやってますからねと､そんなことをしみじみと思ってみたり｡

そして.....そんな本日､ﾜﾀｸｼは.....うちのお客さんでもあった､とても大切な人.....大病を患い､三鷹を離れ､地元の青森は弘前でずっと闘病され......一昨年の秋に回復して､ふらりと三鷹にもいらっしゃり､当店にもご来店......ﾜﾀｸｼその時にﾎﾝﾄにうれしくてうれしくて....お帰りになられたあと､ひとりでぼろぼろ泣いてしまったんですけど......その方が先日12日に永眠されたと､今日ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞで知りました｡

この言葉にならない喪失感って､なんなんだろう｡

ﾎﾝﾄにちょっと顔見知りくらいで､たいして言葉を交わしたわけでもないのに､ずっとずっと彼が......そこにいてくれて､そこに生きててくれて､ﾎﾝﾄにありがとうと.....そう思い続けてきたんだよなと.....それはなぜだったのかって､いまだにわからないんだけど､同世代...なにか通じるものがあったんだろうなと.....今は悲しいという感情よりも､とにかく｢失ってしまった｣感が強すぎて.....いつかなにか実感できる時が来るのかなと.....いや､いつか彼が少年の日々を､そして病に倒れてからずっと過ごしてきた､その故郷弘前を訪ねてみたいと､のんびり自転車に乗って､彼の姿を探してみたいなと､今はなんとなく､そう思っています｡

本当にありがとうございました....またどこかでお目にかかりましょう｡>奈良さん

と､ﾜﾀｸｼ､だからって今夜は｢しんみりしている｣というわけではありません.....背筋をしゃんと伸ばして､今日もしっかり生きてかなくちゃなと､しっかり仕事しなくちゃなと､そんな気持ちで一杯です｡

寒い冬の日､土曜日ですよ｡
今夜もおいしいごはんとお酒がｲｲﾈ｡

と､そんな本日のおｽｽﾒは､やっぱりこの週末､店長ﾐﾔｻﾞｷが｢どんな手をつかってもお客さんを呼ぶ!｣繰り出したこれにしましょう!｢ｽﾙﾒｲｶのﾜﾀ炒め｣(笑)｡
いやいや､不動の人気ﾒﾆｭｰとは言え､｢どんな手を使っても｣ってのがこのくらいのもんですね､えぇ(笑)｡ま､でもｽﾙﾒｲｶのおいしい季節!｢ｽﾙﾒｲｶの